6日(火) | 7日(水)  8日(木) 
 
6月6日(火)放送予定
割りばしに異変あり

年間248億膳の割り箸を消費する日本。この割り箸が今、急速に値を上げている。100円ショップでは1セット80膳を50膳に減らし、コンビニでは割り箸の節約を客に呼びかけ始めた。背景にあるのは需要の97%を賄う中国の変化。80年代に低コストを武器に日本からの生産移転が進んだが、経済成長で自国の材木需要が急増、また森林の保護も始まり、日本への輸出が難しくなり始めていると言う。割り箸は日本では間伐材の端材を使う廃物利用だったが、中国では材木を丸ごと使うため森林資源を浪費してしまう。輸入継続に暗雲が漂う中、国産回帰も模索され始めたが、多くの産地では林業そのものが壊滅している。割り箸騒動を取材、乱伐が進む中国の森、放置され荒れる日本の森の問題を考える。
(NO.2252)

スタジオゲスト 内橋 克人さん
    (経済評論家)
 
 
 

6月7日(水)放送

“もの言う株主”の虚像
〜村上ファンド・暴走の軌跡〜


村上ファンドの村上世彰容疑者がニッポン放送株をめぐるインサイダー取引の疑いで逮捕された。99年のファンド発足以来、村上代表は常に異なるふたつの顔を合わせ持ってきた。ひとつは"株主価値の向上"を企業に迫る改革者としての顔。もうひとつが値上がりを狙って株を買い占め高値で売り抜けるファンドマネージャーとしての顔だ。当初、"もの言う株主"として日本の企業社会に一石を投じたと言われた村上代表。しかし、知名度が上がり、ファンドが巨大化するにつれ、確実な利回りを保証することを迫られ、次第に"儲けてなんぼ"の性格を強めていったと見られている。その行き着く先がインサイダー取引、さらには阪神株をめぐる迷走だった。番組では村上代表の暴走の軌跡を関係者のインタビューでたどるとともに、ファンドの巨大化に伴ってほころびを見せた村上ファンドの誤算を検証する。
(NO.2253)

スタジオゲスト 上村 達男
    (早稲田大学大学院教授)
スタジオ出演   寒川 由美子
    (NHK社会部・記者)
 

 
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6月8日(木)放送

違法駐車はなくせるか

6月1日、駐車違反の取り締まりが大きく変わった。違法駐車を見つけ、ステッカーを貼るまでの業務が民間業者に委託されるのだ。取り締まりも厳しくなる。従来は違法駐車を見つけてからステッカーを貼るまでにしばらく様子を見るのが普通だったが、今後は短時間でも車を放置すれば取り締まる。制度改正の背景には、違法駐車が増える一方で、犯罪多発のため警察官が交通業務に対応しきれていない現状がある。一方、打撃を受けるのが運送業界。2人乗務や台車での配達など対応を迫られているが、駐車場が圧倒的に不足する中、根本的な対策が見つけきれていないのが現状だ。番組では、違法駐車が深刻な大阪・御堂筋を舞台に新制度の現場をルポ。違法駐車追放と経済活動を両立しようと独自の取り組みを行う横浜の商店街なども取材し、違法駐車を減らすための課題を探る。
(NO.2254)

スタジオ出演 渡邊 和明
    (NHK社会部・記者)
 

 
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